「ただいま。」
と言っても返事のない我が家。
手には寄り道して買ったローソンのカルボナーラ。
それをレンジで温めて一人寂しく借りてきた東京ラブストーリーを見ながら食べる日々。
休日にすることはネットサーフィンかDVDを借りにいくくらいしかない。
こんな生活を死ぬまで続けたいですか?
「そんな生活は絶対に嫌だ。」
嫌ですよね。
嫌だと思ったあなたは潜在意識に結婚して幸せな生活を送りたいという願望があります。
「しかし仕事と家の往復で今から出会う時間が・・」
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わざわざ時間をかけてパーティー会場に出向いたり結婚相談所に行って職員と話し合うことは必要ありません。
「けど婚活アプリって昔出会ってから犯罪に巻き込まれたりとかしてなかった?」
確かにこの手のイメージを持つ方もいますが、これは完全無料のアプリを使ったために起こったことです。
完全無料のアプリは意識が低い人が多く、一夜限りの関係を求めている人も多々います。
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女性不信に陥りそうだと相談にやってきました。
A君には顔が広く、縁結びが趣味という親戚の叔母さんがいます。
その叔母さんの仲介でお見合いを何度かしたそうです。
私から見てA君は、顔もまあまあで背も高く、趣味がジムに行くことで引き締まった体型をしています。
性格も穏やかで彼女がいないのが不思議なくらいです。
また、パチンコなどのギャンブルも全くやりませんし、お酒は付き合い程度で煙草も吸わない真面目ないい奴なんです。
仕事も一流企業で、年齢の割にいい給料を稼いでいる。
趣味として休日魚釣りに出かけてリフレッシュするのが楽しみという誰が見ても好印象を持ちそうなA君。
でもお見合いで出会う女性があまりにも強烈でもう一生ひとりかも…
とせっぱつまってしまったそうなんです。
そこでお見合いの席での様子や、どんな女性と出会ったのか聞きました。
目次
お見合い相手に求める要望
結婚相手はおろか、彼女すらいなかったんです。
仕事が忙しかったのもありますが、どうやって出会いの場を探したらいいかわかりませんでした。
同僚に合コンに誘われて、2~3回参加したりもしましたが、テンションについていけず、気が付けばだれとも話さずに終了…といった感じでした。
心配した母親が、縁結びが趣味で色んな方面に顔の利く叔母に相談したところ、ピッタリの女性がいるとのことで、あれよという間にお見合いがセッティングされたのです。
私が相手に求めた条件として
- 健康であること
- ギャンブルをしないこと
- 一通りの家事ができること
- お互いの趣味などを理解しあえること
でした。
私はこれと言って秀でた才能もなければ、容姿も普通です。
相手の女性の年齢や容姿に特に希望はありませんでした。
とにかく落ち着いた家庭が持ちたかったのです。
叔母が連れてきた女性たち
1人目:笑顔が素敵な女性
笑顔が素敵で、1回目のお見合いでもしかしたら運命の人に出会えたかも!
と正直ドキドキが止まりませんでした。
こんなに素敵なのに…と思ったので、若いのになぜお見合いをしようと思ったのか聞いたんです。
そしたら彼女なんて言ったと思いますか?
私給料前に必死に小銭数えながら、家計簿とにらめっこしている自分の母を見てて、結婚するなら安定した仕事と収入のある人って決めてるんです。
そんな条件のいい人、あっという間に他の人と結婚しちゃう。
でもどんなに条件が良くても妥協はしたくないところってあるじゃない?
だから私が若いうちに、てっとり早くお見合いで相手を決めちゃおう!って思ったの。
それを聞いて私は唖然としてしまいました。
私自身のことより、収入や勤務先でお見合いをしようと決めたなんて…。
身上書には写真も添えてありますから、まぁ見た目で断ろうとは思わなかったというところは彼女の言う妥協点は合格だったんでしょうが…
所詮私の稼ぎ目当てなのかと思ったら第一印象とは裏腹に気持ちも冷めてしまいました。
だって、もし私が何らかの理由で今も勤務先を変わらざるをえなかったり、収入が減ったら…
お先真っ暗な展開がありありと目に浮かんだんです。
2人目:キャリアウーマン
もちろん一回でこりごりって訳じゃなかったんだろ?
二人目は外資系企業に勤める20代後半の、役職として第一線で活躍している女性だったんです。
スーツがとても似合っていて、さっそうとした雰囲気に心惹かれました。
最初の女性とは正反対で、私なんか普通に生活している中で絶対に出会えないような女性だったんです。
それに自身でかなりの収入を得ている彼女なら、私の釣書きじゃなく、私自身を見てくれる。
そう思ったんです。
その思いとは裏腹に、何でこんな人がお見合いなんて…と不思議でした。
美人で、仕事もできて男性が放っておくわけない。
そんな彼女と他愛ない会話をしていた時です。
会話の流れで、家事分担の話が出た途端、待ってました!とばかりに彼女はこう切り出したんです。
お互い自分の身の回りのことや食事は自分で調達することで宜しいかしら?
合意いただけるなら、私はすぐにでもお付き合いOKよ。
貴方の身上書の内容なら、パートナーとして周りに紹介しても問題ないし。
こうして実際に会って、話しをしてて感じたんだけど、あなたなら私のすることに文句も言わなそうだし。
仕事の立場上、パートナーがいないと私困るんですの。
なぜかって?
だって海外の取引先のパーティーって、大概パートナー同伴が基本だからなんです。
パートナーとしての条件だけで考えたら、たくさん候補者はいるんだけど、ほらライフスタイルまで考えると…ね
なぜか私の考えに同意してくれる人って中々現れなくって。
貴方なら仕事もプライベートも私に合わせてくれそうだなって。
もう返す言葉がありませんでした。
その時、もうお見合いですら、私自身を本当に必要と思ってくれる人には出会えないんだ…
と絶望しました。
このまま続ける?
ははっ…すごい女性とお見合いしたんだねぇ。
でもたまたまじゃない?
私もこれまでいろんな話を聞いたけど、そこまで強烈なのは初めて聞いたよ。
他にもそのおばさんは身上書を準備してるの?
他にですか?あと3名ほど身上書があります。
けど…もう私は怖いんです。
残り三名の身上書も見ましたが、シングルの方と、一つ年上の方…あとは養子希望の方で…
今までの経験から、最悪のパターンしか想像できないんです。
もう私は一生一人で生きていくしかないんです…
(なんとかA君を立ち直らせないと!)
そこで私はこんな提案をA君に持ちかけたのでした。
だったら違う方法で出会いを考えよう!
おいおい!そこまで飛躍して考えなくてもいいじゃないか!
今まで婚活で利用したのはなんだったっけ?
合コンとお見合いだけ?
後は同僚の紹介で何人かの女性と会ってみました。
けど1回目の顔合わせから先には進まないんです。
一回会って終わり!みたいな…
じゃあこれ知ってる?
私の友人もこれを使って、結婚までうまくいったケースが多いんだよ。
A君はまだ若いじゃないか。
今の時点で先を悲観して嘆くより、これを試してみなよ!
そういって私はスマホの画面をA君に差し出しました。
便利な婚活アプリ!だけどここに気を付けて!
画面をのぞきこんだA君でしたが、すぐにあきらめ顔になり、こう話しだしました。
何かと思えば、婚活アプリじゃないですか。
さっきは言いませんでしたけど、実は友達に勧められて無料のアプリを試したことがあるんです。
釣書と同じ内容でプロフィールを載せたら、「いいね!」が山のように届きましたよ。
けど「いいね!」を送ってきた相手にメッセージを送っても返事はないし。
メッセージが返ってきた相手も所詮遊び半分だったりで散々でしたよ。
先輩本当に婚活アプリがお勧め!って思って私に見せてるんですか?
それって…!
まぁ!落ち着いて!
そうか…無料の婚活アプリも経験済みだったんだね。
でもよく見て。
私がお勧めするのは有料の婚活アプリなんだよ。
無料の婚活アプリは誰でも簡単に利用できるのが最大のメリットなんだけど、そこが最大のデメリットにもなるんだ。
真剣に婚活をしているA君のような人もいる反面、遊び半分で出会いを求めてる人が多いんだよ。
中には既婚者で、遊び相手を探していたり、良からぬことを企てて被害にあってしまったり…
そこで!有料の婚活アプリについてメリットとデメリットの話を続けたいんだけど、どうする?
もう懲りた!って言うんなら迷惑なだけだからおしまいにするけど。
何がどう違うのかぜひ教えてください!
最後の希望…
私も生涯の相手に出会いたいです。
出会えるなら…
必死なA君の姿に、私は有料の婚活アプリについて説明を続けました。
有料婚活アプリのメリットとデメリット
有料婚活アプリって名前の通り月額3,000~5,000円の費用が発生するんだ。
費用を払う=それだけ真剣に出会いを求めてる人だから、遊び半分の人はぐっと少なくなる。
ぱっとこの金額を見てどう思う?高い?
毎月…ですよね?それで誰とも出会えなかったら、その費用で飲み会に行った方が有意義なんじゃ…
ネガティブにとらないでさ!
逆の発想をしてみてよ。
飲み会1回分くらいの費用で生涯寄り添える人と出会えるとしたら…
それこそ安いもんじゃないかな?
毎月かかる費用がデメリットと捉える人も確かにいる。
だけど有料だからこそ安心して相手を探すことができるんだよ。
しかも隙間時間を使って相手のプロフィールを見たり、メッセージできる。
そこは無料アプリも一緒だけど。
無料アプリで、遊びか本気かなんて疑心案義で悩むより、同じ時間を使うなら有料アプリで自分と気の合う相手を探したほうがいいと思わない?
話を聞きながら、だんだん目に輝きが出てきたA君のスマホにすかさずお勧めのアプリをダウンロードしたのは言うまでもありません。
A君の気持ち
何だかんだで有料の婚活アプリに登録をして、家に帰った後、ベッドに転がりながらアプリをぼーっと眺めていました。
先輩の話を聞いてチャンスがあるのはこれが最後だ!絶対相手を見つけよう。
という気持ちと、そんなにうまくいくのかな?という気持ちが半々でした。
確かにプロフィールも無料の婚活アプリと違い、きちんと先を考えて書かれてるものが多いなぁ。
そう思いながら登録している女性のプロフィールを見ていたんです。
ふと目に留まった女性がいました。
私と同い年で、プロフィールに大きなチヌ(クロダイ)を抱えて満面の笑顔の写真がありました。
住まいも近隣の都市が記載されています。
「仕事と趣味の釣りに明け暮れていたら出会いを逃してしまい登録してみました(笑)
一期一会の出会いを大切にしたいので気軽にメッセージください」
そのプロフィールを見た私は、何というかうまく言い表せませんが、この人だ!という直感があったんです。
気が付けばその彼女にメッセージを送っていました。
幸せは自分の手でつかむ
そう言えばA君から連絡ないなぁ。
どうしているんだろう…
あれからすでに半年以上過ぎたころ、ふとA君のことを思い出した私でした。
メールしてみようかな?とスマホを取り出した時です。
受信通知がなり、誰からだろう?とメッセージを確認すると…
何とA君からのメッセージでした。
メッセージには話したいことがあるので、時間を作ってもらえないか?という内容でした。
そこで10日後の日曜日に会う約束をしたんです。
正直有料アプリを紹介した手前、上手くいってなくてまた落ち込んでいたらどうしよう…
と考えて、少し重い気持ちを抱えつつ待ち合わせ場所に行くと…
そこには、明るい顔のA君と、彼女が満面の笑顔で立っていました。
おおっ!A君彼女ができたんだね!おめでとう。
まぁ立ち話もなんだからそこのカフェでお茶でも飲みながら話を聞かせてよ
と待ち合わせ場所の向かいのカフェのテラス席に落ち着くや否や
先輩!あの有料アプリを教えてもらった後、何気に見てたら彼女のプロフィールにくぎ付けになって(笑)
気が付いたらメッセージを送っていたんです。
最初の返事は私がメッセージを送ってから3日後でした。
なかなか返事が来なかったので諦めようとしたその時、彼女からのメッセージでもうドキドキが止まらなくて(笑い)
彼女とメッセージを交わすうちに、お互いの価値観や趣味なんかすごく似ていることがわかって…
一緒に釣りに行ったり、映画を見たりもう毎日が充実してて。
それで…
今度結婚することが決まったんです。
出会うきっかけを作ってくれた先輩にまず真っ先に報告しなきゃと思って…
その後も彼女との出会ってからの話は終わることなくA君から語られます。
あれだけ落ち込んでいたA君とは思えないほどにこやかな表情をみせる様子に
有料アプリやってよかっただろう?
紹介手数料は高いよ?
と冗談交じりに言う私にA君は
今度彼女とでっかい鯛を釣って先輩に送りますよ!それこそそこいらの店で買えないようなやつを。
彼女の釣りの腕前はプロ級なんですよ
と彼女と見つめあいながら話すA君をみて心の中で
「ごちそうさま」。
そして、結婚おめでとう。
と思う私でした。
まとめ
- お見合いは出会いには確実な手段だが、上手くいくかは疑問
- 失敗が続いたら次の出会いの手段を考えたほうが賢明
- 婚活は何で行うかが重要
- 無料婚活アプリは手軽だけどちょっと待って
- 有料アプリをうまく使おう
- 結果オーライは有料アプリを活用できた印
今回お見合いで、もう二度と出会いの場がないと落ち込んだA君でしたが、有料の婚活アプリを使った結果、見事フィーリングの合う彼女と出会うことが出来ました。
普段出会いがない。
結婚相談所など費用をかけてもうまくいかない。
ネットを通じて知り合うなんて不安が先立ってしまう。
そんな時、一度有料の婚活アプリを視野に入れてみてはいかがでしょうか?
それこそ普段の日常では出会うことがないであろう、素敵な相手と巡り合う機会になるのではと思います。
人生一度きりです。
自分に合わないと思ったら、解約してしまえばいいのです。
試さずに後悔するより、試してみていい結果に終われば儲けものです。
私も婚活サイトで妻と出会い幸せに暮らしています。
友人も有料婚活サイトで素敵な出会いがありました。
次があなたの番かもしれませんよ。
彼氏と失恋してから恋愛ドラマを見て「こんな恋がしたい!」と空想にふけっていませんか?
「自分磨き!」と言ってメイクアップスクールや趣味に没頭してませんか?
失恋してすぐでしたらそれでも構いませんが、あまり長く続けると結婚に適した時期を過ぎてしまいます。
「出来るだけ早く立ち直って次の相手を見つける。」
これが一番の特効薬になります。
私の高校の同級生が失恋してから趣味に没頭していたのですが、叔母の急死をきっかけに婚活をする!という決断をしました。
ただ、一筋縄では行かなかったみたいなので、私と主人がアドバイスした所、4ヵ月で付き合う相手が見つかり、1年で結婚できました。
結婚報告を聞いた時には主人と共にかなり喜びました。
どのようにして相手を見つけれたか?
ほとんどの方が思っている価値観のおかしい所とは?
詳しいことはこちらを参照してくださいね。
運営者の庄太郎さんと異なり、私は最初から婚活アプリ中心で活動しました。
私が婚活を始めた時は30代も半ばであり、職業も自営業(フリーランス)と言う婚活市場ではかなり厳しい条件で活動しておりました。
中には出会って5分でフェードアウトされたこともあります。
しかし、そこで挫けずに婚活をした結果、私は婚活アプリに登録してから1年で結婚できました。
私のような一般的に条件が厳しいと言われている中でもくじけずに活動すれば結婚できます。
私も婚活アプリに登録する前には色々な婚活を試して挫折し、絶望を味わいました。
その時の話はこちらになります。
今ではお二方とも温かい手料理に囲まれてテレビを見ながら談笑する和気藹々とした家庭になっております。
友人の方は無邪気な男の子がいて、妻の後輩はお腹に新しい命が宿っております。
私自身この成功を見て幸せに感じております。