「ただいま。」
と言っても返事のない我が家。
手には寄り道して買ったローソンのカルボナーラ。
それをレンジで温めて一人寂しく借りてきた東京ラブストーリーを見ながら食べる日々。
休日にすることはネットサーフィンかDVDを借りにいくくらいしかない。
こんな生活を死ぬまで続けたいですか?
「そんな生活は絶対に嫌だ。」
嫌ですよね。
嫌だと思ったあなたは潜在意識に結婚して幸せな生活を送りたいという願望があります。
「しかし仕事と家の往復で今から出会う時間が・・」
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「けど婚活アプリって昔出会ってから犯罪に巻き込まれたりとかしてなかった?」
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婚活で相手を選ぶ時、あなたはどのように相手を選んでいますか?
「とりあえず若くて美人な相手を探しているけれど・・・」
「とりあえず年収の高いイケメンを探して・・・」
と、漫然と条件だけで選んでいませんか?
確かに美人や、年収の高い相手をパートナーに選ぶ事が出来ればそれに越したことはないでしょう。
しかし、相手を条件だけで選ぼうとすると、主に2つの問題が生じてきます。
- 競争率の高さ
- 本当の自分が求めている幸せになるとは限らない
1は、相手の条件にばかり意識を向ける人が陥りがちな落とし穴です。
自分と向き合う事をしないまま婚活に臨むと、自分が何に幸せを感じるのかが分からないため、とりあえず大多数の人が幸せだと呼んでいる状態を目指そうとします。
しかし、皆が欲するものには人が殺到するため、その幸せを得ることは困難です。
2は、良い条件の相手を選べても、それが必ずしも自分の幸せにつながるわけではないという問題です。
外見や年収も大切ですが、人生のパートナーとしてともに歩んでいく相手を選ぶ際、それ以外の事にも目を向けないと、後々後悔するかもしれません。
たとえば、相手の行動や言動の中で
「これだけは絶対許せない!」
というポイントは人によって違います。
自分は、どういった行動や言動が許せないのだろう?など、自分の価値観を理解しなければ、幸せになることは難しいでしょう。
では、自分の価値観とはなんでしょうか?実はそれが分からなければ、相手の選びようがないのです。
婚活は、相手と向き合うと共に、自分と向き合う作業でもあります。
婚活が上手く行っていないときは、ここで一つ立ち止まってみて、 自分と向き合ってみましょう。
今回はそのために、いくつか質問を用意しました。
一つ一つ、ゆっくりと考えていきましょうね。
目次
自分と向き合うための質問
何をしているときが一番楽しいですか?
なんでも構いません。
私の友人の一人は折り紙をしているときが一番楽しいと答えていました(笑)
何をしている時に、人は幸せを感じるのか。その答えは十人十色です。
この質問は、あなたが何に対して幸せを感じるのかを浮かび上がらせてくれます。
人からすれば些細なことでも構いません。
そのことが分かれば、あなたが一番楽しいと感じることを否定せず、一緒に楽しんでくれる相手をパートナーとして選ぶ、という選択もできるようになります。
競争率の激しい婚活から一歩距離を引くことも出来るのです。
嫌だと思う事は何ですか?
自分が嫌だと思う事や、ストレスを感じやすい事はなんでしょうか?
これは大切な問いかけです。
パートナーを選ぶ時、これだけは絶対に譲れない、という自分なりの基準になります。
これを特定せず、
「なんとなく嫌い」
と思っていると、結婚対象を絞ることができず、相手を決められません。
私の知り合いの一人は
「くちゃくちゃと音を立てて食べる人は絶対に嫌!」
と言っておりました。
どれだけ年収が高くても、イケメンでも、食事は毎日共にするモノだから、それだけは絶対に譲れないのだと言います。
このように、人によって絶対に嫌だと思う内容は変わってきます。
あなたが今まで会って来た人たちの中で、特に嫌だと思った人の特徴を思い出してみると、答えが出てくるかもしれません
子どもの頃、何に夢中になりましたか?
子どもの頃、時間を忘れて夢中になったことは、誰しも何か一つはあるものです。
子ども(特に男の子)は損得勘定なしで、自分の好きな事をとことん追求します。
これをやったら自分が得をするから・・・などとは考えません。
その頃の記憶を思い出してみましょう。
なかなか思い出せない方もおられるかもしれません。
社会で生きていくために、遥か昔に断念せざるを得なかったこともあるでしょう。
言い方は悪いですが、人は子どもの頃から親に損得勘定を徹底的に叩き込まれます。
大人の言うことを聞いたらおもちゃを買ってあげるとか、間違った事をしたら叱るとかですね。
「好きな事ばかりしていたら、社会では生きていけない」
と親が子どもの将来のためを想ってそうするのです。
もちろん、損得勘定は大切な考え方です。それが身に付かなければ、経済的に苦しむ場面も多くなるでしょう。
しかし、本来は好きなことを追求する事自体が喜びだったはずです。
それを忘れて損得勘定だけで判断していると、大切な事を見失ってしまいます。
損得勘定とは、不幸にならないための考え方であって、幸せになるための考え方とは違います。
婚活でも、明らかに不幸になりそうな相手を避けるために、損得勘定の考え方はとても大切ですが、それだけで幸せになる事は出来ません。
条件のよい相手を選べても、必ず幸せになるとは限らない理由の一つと言えます。
不幸になる相手を選ばないための損得勘定と、あなたなりの価値観、その両方をできる範囲で満足させる相手を探す事が、婚活を成功させるコツです。
お金の不安がないとしたら、今一番やりたいことはなんですか?
荒唐無稽な事でも構いません。
世界一周でも、豪華な料理をたくさん食べる事でも問題ありません。
この問いかけを考え続けていくと、やがて本当に自分がしたかった願望が浮かび上がってきます。
人は年齢を重ねるほど現実的にしか物事を考えられなくなる傾向があります。
「今までこうだったのだから、どうせこうだよ・・・」
「これからも多分そのままなんだし・・・」
と、今の現状の延長線で考えているだけでは、心の奥底にしまった本当の願望は見えてきません。
「現実的にそんな望みは叶うわけがない!」
と思う前に、自分の心の声と対話してみましょう。
全ての願望は叶えられないかもしれませんが、全ての願望を握りつぶしたまま人生を歩んでいくなんて、悲しすぎます。
「画家になりたかった」
という夢があったとしたら、職業として画家を成立させる事ができなくても、副業で絵を販売する事はできるかもしれません。
たとえ一人で叶えられないとしても、一緒になって夢を支えてくれる相手が見つかるかもしれません。
その人を見てたらこちらも若返るような感じになりますね。
その友人がよく言っているのが「現状維持は衰退である」と。
私もこれには同感ですので、少しずつ新しいことにチャレンジはしていってます。
自分が嫉妬するものはなんですか?
ネガティブな質問の方が、自分の本質を捉えやすいです。
少し辛い作業かもしれませんが、頑張りましょう。
自分が幸福になる為の近道は、まずは自分が不幸になる道を避けることです。
あなたは何に嫉妬するでしょうか?
お金をたくさん稼いでいる大金持ち?
多くの人に絶賛されている有名人?
才能に溢れたアーティスト?
一人でじっくり考えてみると、実は周りの雰囲気に流されて嫉妬しているだけで思ったほど羨ましくなかったり、本当に心から「羨ましい!」と思うものに分かれます。
現代は、人々の嫉妬心や射幸心を煽る広告に満ち溢れています。消費者に様々な商品を買ってもらう為です。我々は気づかないうちにその影響を受けており
「羨ましい!」「許せない!」
と思う対象が肥大化している傾向にあります。
その影響を受けたまま婚活に臨むと、無意識のうちに現実ではありえないほどの高望みを相手に求めてしまうため、相手を見つけることが困難になります。
「自分は、本当は何に嫉妬しているのだろう?」
という問いかけは、その呪いを解く鍵になります。
自己分析で婚活を有利に進めることも出来る
質問はいかがだったでしょうか?
上記の質問で、あなたは自分の幸せとはなんなのか、どのような相手を選ぶと自分は幸せになれるのか、おぼろげながら見えてきたでしょうか?
実は、上記の質問をする事によって実際の婚活で有利になれる、というメリットもあるのです。そのメリットも見ていきましょう。
プロフィールが充実して有利になる
自分の事を深く理解すれば、婚活で記入するプロフィール欄を充実させる事ができます。
私が婚活で見かけた男性の中では、趣味や特技などを一言二言で済ませてしまっている方が意外と多かったです。
これはとてももったいないことです。
特に口下手な方には、充実させたプロフィール欄は強力な武器になります。
例えばあなたの趣味がテニスであれば、子どもの頃に友達とダブルスで協力して勝利した、などのエピソードも添える事が出来ます。
会話を弾ませるきっかけにもなるのです。
今回のテニスでしたら、きっかけは中学校の部活動から入っている方が多いと思います。
部活動の時の試練とか成功談とか交えて話をしていけば相手が興味をもつポイントが出て来ますよ。
魅力的な人物に見えるため有利になる
自分を知っている人、深く語れる人は魅力的に映ります。
それが相手へのアピールにも繋がりますし、価値観をはっきりと相手にも伝わるため、同じ価値観を持った相手を引き付きやすいです。
結果的に自分に合ったパートナーを見つけやすくなります。
まとめ
- 何をしているときが一番楽しいですか?
人によって幸せを感じる事は違う。
自分だけの幸せを知ることによって、必要以上に条件の良い相手を目指さなくなるため、相手を見つけやすくなります。
- 嫌だと思う事は何ですか?
パートナーを選ぶとき、どうしてもこれだけは嫌だという事が分かれば、結婚対象を絞りやすくなります。
- 子どもの頃、何に夢中になりましたか?
子どもは損得を考えず、好きな事に夢中になれます。
その感覚を思い出す事によって、自分の幸せに気付きやすくなります。
- お金の不安がないとしたら、今一番やりたいことはなんですか?
「お金がないから…」という考えは、自身の可能性を狭めてしまいます。
もしあったらどうしょうか、と発想する事で突破口が開ける事も大いにありえます。
- 自分が嫉妬するものはなんですか?
世の中には商品の購買に繋げるため、嫉妬心や射幸心を煽る広告が多く、我々は無意識に影響を受けています。
その影響を自覚する事によって、婚活相手に過剰な期待をしなくなり、相手を選びやすくなります。
- これらの自己分析によって、婚活のプロフィール欄が充実して、魅力的な人間に見せる事が出来る
婚活で利用されるプロフィールで趣味や特技などを一行しか書かないのはもったいないです。
自己分析をすれば、あなたの人となりを生き生きと書くことかでき、アピールに繋がりますよ。
また、自分の事を深く知っていれば、自然と話す内容や身振り手振りも堂々とするようになり、相手からも魅力的に見えるようになります。
自分の本当の願望に気付かず相手を探す事は、ゴールの見えないレースを続けるようなものです。
誰もが羨むゴールを探すことは困難です。
けれど、あなたがあなたらしく幸せになれる道は、意外と身近にあるかもしれません。
婚活の目的は万人に納得させる幸せを掴むことではなく、あなたと、あなたに合った相手が幸せになる事です。
その事に気づけたなら、婚活への道のりは軽やかなものになって行くことでしょう。
彼氏と失恋してから恋愛ドラマを見て「こんな恋がしたい!」と空想にふけっていませんか?
「自分磨き!」と言ってメイクアップスクールや趣味に没頭してませんか?
失恋してすぐでしたらそれでも構いませんが、あまり長く続けると結婚に適した時期を過ぎてしまいます。
「出来るだけ早く立ち直って次の相手を見つける。」
これが一番の特効薬になります。
私の高校の同級生が失恋してから趣味に没頭していたのですが、叔母の急死をきっかけに婚活をする!という決断をしました。
ただ、一筋縄では行かなかったみたいなので、私と主人がアドバイスした所、4ヵ月で付き合う相手が見つかり、1年で結婚できました。
結婚報告を聞いた時には主人と共にかなり喜びました。
どのようにして相手を見つけれたか?
ほとんどの方が思っている価値観のおかしい所とは?
詳しいことはこちらを参照してくださいね。
運営者の庄太郎さんと異なり、私は最初から婚活アプリ中心で活動しました。
私が婚活を始めた時は30代も半ばであり、職業も自営業(フリーランス)と言う婚活市場ではかなり厳しい条件で活動しておりました。
中には出会って5分でフェードアウトされたこともあります。
しかし、そこで挫けずに婚活をした結果、私は婚活アプリに登録してから1年で結婚できました。
私のような一般的に条件が厳しいと言われている中でもくじけずに活動すれば結婚できます。
私も婚活アプリに登録する前には色々な婚活を試して挫折し、絶望を味わいました。
その時の話はこちらになります。
今ではお二方とも温かい手料理に囲まれてテレビを見ながら談笑する和気藹々とした家庭になっております。
友人の方は無邪気な男の子がいて、妻の後輩はお腹に新しい命が宿っております。
私自身この成功を見て幸せに感じております。